フレデリック・ショパン〜ポロネーズ の初まりとは〜

今日はショパンの物語の続きの手を休めて
ポロネーズ とは何かをお話しします。
ショパンが最初にポロネーズ を作曲したのは
8歳の頃ということになっております。
ショパンのお父さんミコワイ・ショパンはヴァイオリンとフルートが得意でした。お母さんユスティナはピアノを嗜み、
ショパンより3歳歳上だったお姉さんルドヴィカは際立った作曲の才能がありました。
ショパンが小さな頃は姉と母が付きっきりで
ショパンを教えていました。
ということから、8歳のショパンは才能に溢れていましたが、最初の作品は家族の力から出来たものとも言えます。さて、
ポロネーズト長調はショパンの作品です。
ポロネーズというのもショパンの曲ではよく聞くフレーズですが、そもそもポロネーズとはどういう意味でしょうか。
ポロネーズは「ポーランドの踊り」という意味があります。 マズルカが、「農民の、地方の踊り」だとすると、ポロネーズというのは、どちらかというと「貴族の踊り」です。
ピアノ曲のジャンルとしてのポロネーズには、長い伝統があります。 起源はポーランドの大衆的な舞踊で、歌を伴い、結婚式など格式のある祝祭で行なわれました。 これが徐々に騎士や下級貴族のものとなって洗練され、やがて王侯の宮廷に取り入れられると、歌が無くなって器楽伴奏のみの行列舞踊となりました。
典型的なポロネーズは荘重でゆったりした4分の3拍子で、第1拍が16分音符で細分されているのが特徴ですが、初期のものは必ずしもこれに従わず、2拍子のものもあります。
 現在のリズムが定着したのは古典派の時代です。
一般的にはショパンのピアノ曲として知られていますが、本来なら踊るためのものです。 ポロネーズの特徴は同じ三拍子でも、ワルツとはだいぶ違います。 三拍子の一拍目の裏拍で音が跳ねるのが特徴です。
ショパンのポロネーズト長調は、
1818年 - ショパン8歳のとき、ワルシャワではじめて公開演奏されました。

「才能は彼だけのもの
唯一孤高に
ある存在
ショパンを理解する私なれば
言える
あなたは、ショパンを理解できますか」

〜次回へ続く〜


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Pianist由美子UNO が綴るショパンの情景

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