Syrenka Warszawska


シレンカ=人魚は歴史地区のシフィエントヤンスカ通りから

入った旧市街広場の中央にある。

その日、広場はそれなりに賑わっていた。

ワルシャワのシレンカは矛と盾を持っている、私が子供の頃に絵本で読んだ人魚のイメージ

とは程遠い。

このワルシャワの人魚は勇敢で逞しそうに見える。ワルシャワ市民の魂の象徴のように今日

も街を守ってそこにいるのだ。

その心を観ようとしばし眺めていると、広場の喧騒は遠くに聞こえ、なぜだか静かにさえ感

じた。

この空間の何かが、何なのかいったい何処へ繋がっていくのだろうか、

それは私にしかわからない、そのなにかが私だけに降りてくるとき、そこにはある理由があ

るからなのである。

Pianist由美子UNO が綴るショパンの情景

Pianist由美子UNOの感性が描くショパンの人生の旅のロマン このブログはPianist由美子UNOが全て手作業で行っており ショパンの物語の文章と画像はオリジナルです日々の出来事なども時折り皆様にお届けしております お楽しみいただけましたら幸いです  

0コメント

  • 1000 / 1000