～ショパンの肖像、～友人で作曲家のヨゼフ・ノヴァコフスキ～

ヨゼフ・ノヴァコフスキ

（1800年9月16日ポーランド、マゾフシェ-1865年8月27日ワルシャワ） 

彼はポーランドのシフィエントクシチェ県のスタラコビツェ郡ヴチョック村のシトー会修道院の学校でピアノ、ホルン、トロンボーンを演奏し、ウチョック村とポーランドのとラドム村の音楽家のメンバーでした。彼は、マゾフシェ県の南部にあるチエピエロフ村のヨアヒム・カルチェフスキー貴族の領地で音楽を教えていました。

1821年 から1826年、彼はワルシャワ音楽院で作曲を学びました。

彼は、フレデリック・ショパンと同じ、ユゼフ・エルスネルに作曲を学びました。その他、ウィルヘルム・ワーフェルにも学びました。彼はフレデリック・ショパンと知り合い、友情を結びました。

彼は、ポーランドで広く知られました。彼は1833年から、ドイツ、イタリア、フランスでの演奏旅行を行いました。彼は、1838年、1841年、1846年から1847年にパリで活動しました。彼は、パリでショパンに捧げたピアノの12の練習曲を発表しました。

1836年、彼はショパンと一緒にライプツィヒのロベルト・シューマンを訪ねました。

ノヴァコフスキは、パリのソシエテ・アカデミーデザンファンダポロン（1833年に選出）およびレンベルグの音楽協会（リヴィウ）に所属していました。

作曲家でピアニストのウェルニク・カジミエシュ（1828年-ワルシャワ-1859年5月4日31歳没 、ロシア サンクト・ペテルブルグ)はヨゼフ・ノヴァコフスキの弟子でした。[ウェルニク・カジミエシュはピアノ協奏曲（ワルシャワ、1853年）、マズルカ（ワルシャワ、1858年）、2つのポロネーズ（サンクトペテルブルク、1858年）、モルマズルカとポロネーズを含む多くのピアノ作品を書きました。これらの作品はショパンのポロネーズからの影響を示していると言われています。]

ノヴァコフスキは ワルシャワに永久的に戻りました。彼の帰国後、彼はワルシャワで設立されたアレクサンドル研究所（1840-1844）と音楽研究所（1861-1864）で教えることを任命されました。

彼は、1838年、1841年と1846年、彼は演奏会で成功を収めましたが、彼の人生の終盤は、彼は麻痺による障害に苦しみました。

ノヴァコフスキは1865年8月27日ワルシャワで亡くなりました。

＊＊＊ショパンエピソード＊＊＊

ノヴァコフスキがショパンの影響を受けた作品は、ピアノ曲（練習曲、ポロネーズ、カウンターダンス、マズルカ約60曲）の大部分と言われています。 

また、ノヴァコフスキは、歌曲（ポーランド語の声楽曲）、器楽室内楽（弦楽四重奏曲、ピアノ五重奏曲第10番および第17番）と交響曲（交響曲2曲、序曲4曲）も作曲しました。

ノヴァコフスキはショパンとの友情の証にショパンに彼の12の練習曲を捧げました。

ショパンは身体が弱かったため、夏にシャファル二ャ村へ14歳と15歳の夏にシャファル二ャ村の領主だったジェヴァノフスカ家へ避暑に行っていました。ショパンは、シャファル二ャからワルシャワの家族や友人たちに便りをしたためました。

「ジヴ（ジヴ二―先生）、バさん（バルチンスキ、ショパン家の家庭教師で後に妹イザベラの夫となった）、ルブ（不明）コルブ（ユリウシ・コルベルク、ショパン家の友人）、マトゥシュ（ヤン・マトゥシンスキ）、ノヴ（ノヴァコフスキ）、Ⅽ（不明、恐らく友人）・・・に僕のキスを送ります。」

フレデリック少年はノヴァコフスキを「ノヴ　」と呼んでいいました。フレデリックは離れていても親しい人たちを忘れない優しい少年でした。

ヨゼフ・ノヴァコフスキ1861から1863年頃の写真より