1849年10月17日没その仮面

私はショパンのデスマスクの前に立っていた。

自然と博物館へ足が向かったからだ。

博物館のきれいなガラスのウィンドウの向こう側に険しい顔の白いその仮面は飾られていた。

ショパンはポーランドの誇りと財産である。

ガラスケースに飾られた仮面は老人のようで彼の短い人生が決して短くはなく平坦ではなかったことが容易に伺い知ることができた。しばらくの間、私はそこを動けなくなった。

Pianist由美子UNO が綴るショパンの情景

Pianist由美子UNOの感性が描くショパンの人生の旅のロマン このブログはPianist由美子UNOが全て手作業で行っており ショパンの物語の文章と画像はオリジナルです日々の出来事なども時折り皆様にお届けしております お楽しみいただけましたら幸いです  

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