拍手

その日の私は聴衆としてホールに座った。

演奏者の気持ちになって聴くのが私の聴き方だ。

演奏するときは逆に聴く人の気持ちを考えるのが私のポリシーだ。

その日のコンサートは申し分のない演奏だった。

聴衆の拍手でホールは包まれ、私の手も拍手で痛いほどだ。

曲の最後の音が消えるまでとその余韻の間、そのあと続く拍手のすべてがひとつの音楽となり演奏会が成功したかどうかが決まる。

感動的な演奏は次の日も心に残り、そして記憶にいつまでも残る。

私もそんな演奏を目指したい。

Pianist由美子UNO が綴るショパンの情景

Pianist由美子UNOの感性が描くショパンの人生の旅のロマン このブログはPianist由美子UNOが全て手作業で行っており ショパンの物語の文章と画像はオリジナルです日々の出来事なども時折り皆様にお届けしております お楽しみいただけましたら幸いです  

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