皆様こんにちは‼😊✨💖今日は前回の続き~ショパンとドビュッシーの詩性・感情表現・象徴モチーフ(月と水)における対話的描写とは~

皆様、こんにちは!!😊✨💖

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毎日、本当に暑いですね〜、今年もいつの間にか半年が過ぎてしまいました。

6月30日には「夏越大祓(なごしのおおはらえ)」という神事が日本の各地で行われ茅の輪をくぐったり、人形(ひとがた)を奉納したりして、無病息災を祈るする儀式が行われました。

当地も36℃の酷暑の中儀式に携わった皆様には頭が下がる思いでした。皆様、お疲れ様でございました。私の家にもお守りとして茅の輪を飾りました。💖✨

さあ、いよいよ7月に入り梅雨明けが待ち遠しくなってまいりましたね。

皆様もお身体にお気をつけて、まだ続く梅雨を楽しくお過ごしになってくださいませ~💖😄✨✨🌈


さて、今回のピアノコンテンツは前回の《ショパンとドビュッシー、ピアノという宇宙にそれぞれの異なる時代の夢を描いた二人の芸術家》の続きを更に深めながら進めてまいりたいと思います。

では、早速まいりましょ〜う!!🎼✨🌈🌼🌸💖😄✨💖✨

【ショパンとドビュッシーの詩性・感情表現・象徴モチーフ(月と水)における対話的描写とは】

ショパンの音楽はしばしば“詩的”と形容されますが、その詩性は単なる感傷や美しさにとどまりません。ショパンの作品の音楽に通っているものは、音楽が言葉を持たない詩であるというよりも、むしろ音から言葉が立ち上がってくるような、語りかける詩のようなのです。それは、旋律のひとつひとつが、まるで手紙の一節や誰にも届かない独白のように、内面からあふれ出てくる感情なのです。演奏者は、それらをただ美しく奏でるだけではなく、言葉にならない感情の揺らぎを、詩人のように深く読み解く力を求められるところがショパンの難しいところです。

実際、ショパンは歌曲も数多く残しています。ポーランド語の詩に心を寄せ、自ら旋律を与えました。音楽と言葉とが分かちがたく結びついていた彼の感性は、ピアノ作品においても明確に感じ取ることができます。一音一音が、まるで感情のかけらのように丁寧に置かれ、沈黙の余白さえも語りの一部となっていくのです。

その語りは、決して激しいだけではなく、“祈り”や“問いかけ”のように静かで内的なものでもあります。

それに対して、ドビュッシーの作品は、まるで絵筆を使わずに心象風景を描くような、不思議な透明感に満ちています。ドビュッシーの作品は単なる描写にとどまらず、その響きは視覚的で、その自然の気配や感覚のきらめきを通して感情に触れて行く旅なのです。

そこにはあらかじめ決められた感情表現はなく、感情がふと芽生えていくような空間が広がっています。演奏者に求められるのは、情緒を押し付けることではなく、音のなかに潜む気配をすくい取り、そっと響かせるような繊細な感受性でしょう。こうして彼の音楽は、聴く人の心の中にも静かに情緒の波紋を広げていきます。

そのような詩的な感受性を共有しながら、ショパンとドビュッシーは、それぞれまったく異なる時代に生きながらも、どこか深く共鳴し合っているように感じられるのです。その象徴的な現れとして、「月」と「水」というふたつのモチーフに注目することができるでしょう。

まず、ショパンの《ノクターン》における夜の情緒や、静寂の中に浮かぶ月の光のような音響は、ドビュッシーの《月の光》に受け継がれ、彼独自の印象主義的な語法によって、より光の揺らぎと空間のニュアンスが強調されました。ショパンが描いた月は、心の内面の静けさと夢想に満ちた詩的な世界です。しかし、ドビュッシーにとっての月は、視覚的・感覚的な現象として、音楽の中に再構成される対象でした。

同じように、「水」の描写においても、両者のアプローチは対照的です。ショパンの音楽における“水”は、心の奥に波打つ感情の象徴として内面的に響きます。ドビュッシーにとっての水は、水の自然な動きや、時間の中で揺れ動くきらめきなと、それらは、

とらえどころのない自然現象そのものを彼はそれらを音色の変化と響きの流れによって美しく描き出しました。このように、ショパンとドビッシー、ふたりの音楽には、共通する詩的な精神が流れていながらも、まったく異なる視点と感覚の焦点が交差していると言えるのです。


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今日はここまでです。😊✨💖

次回はこの続きをさらに深めて参りたいと思います。

それでは、またPianist由美子UNO ピアノコンテンツでお会いいたしましょう。

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Pianist由美子UNO が綴るショパンの情景

Pianist由美子UNOの感性が描くショパンの人生の旅のロマン このブログはPianist由美子UNOが全て手作業で行っており ショパンの物語の文章と画像はオリジナルです日々の出来事なども時折り皆様にお届けしております お楽しみいただけましたら幸いです  

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