F.CHOPIN、サンドとダルペンティニー占い師とは。。

ショパンはサンの館に滞在していたアラゴ氏と一緒にノアンを出発してパリへ
戻っていた。ノアンからパリへ戻る長い道のりをアラゴ氏と何をショパンは話したのかは
推測すら出来ない…。
パリに戻ると、ショパンはいつものように直ぐにサンドへ書簡を送ったのであろう。しかしながら、サンドからショパンへのこの時の書簡は不明である。
ショパンがサンドへ返事を書いたのは、パリに戻り3週間が過ぎた頃だった。
サンドの体調は良好でソランジュやモーリスもサンドの館に集まっていてサンドは寂しくない様子をショパンに伝えたようだ。
ショパンはサンドへ返事を書いた、
「私はあなたが片頭痛を乗り越えて、これまで以上に気分が良くなっていることを願っています。
 あなたの家族が戻ってきて私はうれしいです。ノアンは天気が良いのですね。
パリは暗くて湿気がありますがグシマーワは元気を取り戻しています。
彼は17日ぶりに約1時間の睡眠を取れたそうですよ。あなたに温かい挨拶を送ってほしいとドラクロワから頼まれています。
彼は具合が悪いが、それでもルクセンブルグでの仕事を続けているのです。」
ショパンはサンドとの仲が冷え込んでいたものの、サンドの娘ソランジュがまだ18歳で、まだこの先もショパンを頼って来ることを考えるとサンドとの仲を簡単には終わらせることが出来なかった。
ショパンはサンドへパリでの近況報告の続きを書いた。
「私は昨晩、マルリアニ夫人に会いに行きました。マルリアニ夫人から聞いたのですが、
あなたの小説、悪魔の沼をオーベルタン氏が
気に入っていているそうです。マルリアニ夫人はシェパード夫人とダルペンティニー大尉と一緒に出かけるところでした。」
ダルペンティニー大尉は実は占い師でもあり、手相占いで一躍有名になった人物でもあった。
ショパンの母ユスティナがサンドのことを
怪しい占い師の女と付き合わないようにと息子フレデリック・ショパンに忠告していたはずだった。。。
ダルペンティニー大尉〜イケメン占い師〜
サンドの新しいコレクション?本命グシマーワ、学者アラゴ、ドラクロワなどなど、リスト?もうとうに忘れたサンド、、そして彼は何人目のサンドのコレクションNo.??

Pianist由美子UNO が綴るショパンの情景

Pianist由美子UNOの感性が描くショパンの人生の旅のロマン このブログはPianist由美子UNOが全て手作業で行っており ショパンの物語の文章と画像はオリジナルです日々の出来事なども時折り皆様にお届けしております お楽しみいただけましたら幸いです  

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