ポーランドはジェラゾヴァ・ヴォラ村の生家の窓の前のフレデリック・ショパン
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彼の名前は、世界中の誰もが知る歴史的作曲家フレデリック・ショパン。
いつの世も芸術家の真価が問われるのは、芸術家が亡くなった後のことだ。生きているうちは貧乏に苦しめられた作曲家ショパンもそのうちのひとりと言えよう。
39歳という彼の早すぎた死を誰もが悔み悲しんだ。
私は、あの日彼の魂が何処にいるのか確かめてみたくなったのだ。
私は彼のデスマスクの前に立ってみた。
しかし、そのデスマスクは、あまりにも老人にしか見えなかったのだ。
どうしても39歳には見えない。ショパンといえば、細い繊細なイメージの顔…には見えなかった。
ベートーヴェンの顔が四角かったように、
ショパンも歯を食いしばったのか、骨格は想像以上にしっかりとしていた。
自慢のブロンドの髪は白くグレーに見えた。
マリア・ヴォジンスカが描いたとされている
若い頃の青年ショパンは赤い椅子に座り、右に少しばかり首を傾げ、左の頬をこちらに向けて、瞳はマリアを見つめているのであろうか、
流し目でマリアを見つめる瞳は、マリアに好意を寄せているかのようにもとれる。だが、
ショパンはしっかりと腕を組んで
大切な手は隠している、実は心を許してはいないようにもとれる。
当時のパリの最新のタキシードに身を包み
蝶ネクタイ姿が似合っている。髪はこだわりの左わけを生涯通したショパンだった。
フレデリック・フランソワ・ショパンは、（1810年3月1日または2月22日、1809年説もあり） - 1849年10月17日）生まれた日が
はっきりとしない。
ワルシャワの中央に位置するジェラゾヴァ・ヴォラに生を受けた。
彼は、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、の作曲技法を学び、更に形式や旋律、半音階的和声法などによってピアノの新しい表現様式を拡大した。
また、ショパンはポーランド出身の音楽家であるが、生涯の半分以上のほとんどがパリを拠点に活動し傑作がマヨルカ島やノアンで書き上げられたことは言うまでもない。
ショパンはポーランドへの強い愛国心があったが、父親はフランスのロレーヌ地方の出身のフランス人であった。ショパンは、ポーランド人でありながらフランス的なことに憧れがあったと言えよう。
ショパンが洗礼を受けたブロッシュ6世教会の洗礼台帳には、4月23日に父親から届け出があったと記録されている。1810年4月23日、誕生から2ヶ月近く経っていたことが教会の洗礼台帳に書かかれている。
フレデリックは8歳にしてすでに
最初のポロネーズ（ト短調、1817年）を作曲した。彼の最初のポロネーズ（ト短調、1817年）は出版され、彼の軍隊行進曲は楽譜化され、市の総督の楽団で演奏された。
フレデリックが並み外れた才能だったことは、父親ニコラス・ショパンへの、彼の命名日のために書いたカードにも現れていた。
「親愛なるパパへ。
私の気持ちを音で表現することができれば、もっと簡単なのですが。
そして、最高の協奏曲も
私のあなたへの献身を正当化することはできません。
私の心からの感謝の気持ちと親孝行の気持ちをお伝えしたいと思います。F. ショパン
1818年12月6日」
フレデリックは作曲の勉強をしながらワルシャワの小学生として授業に出席し、休日は田舎で過ごすという平穏な生活をしていた。
1824年と182年の休暇に出かけたサファルニア村から
1824年と182年の休暇に行ったサファルニア村9番地から、ワルシャワの両親に田舎新聞として手紙を送っている。この頃からであろうか、両親から離れて生活することを経験したフレデリックは日々の出来事を緻密に手紙で家族に報告する習慣が付いたのだ。
この新聞は、ポーランドの雑誌『クーリエ・ワルシャワ』を真似て『サファルニア・クーリエ』と呼ばれた。ショパン少年が書いていた内容は世間の噂話しや家庭のことで構成されている、作曲に関しては特に民族音楽に関心があったことが伺える。
フレデリックが家族に送った「ザ・ファルニア・クーリエ」からの一部である、
「 1824年8月19日 8月15日、サファルニアで行われた音楽の集いで、ショパン氏は、カルクブレンナーの協奏曲を演奏し、プログラムに登場した。
しかし、この協奏曲は、特に貴公子たちには、それほど印象的なものではなかった。
しかし、このショパン氏が演奏した「小さなユダヤ人」は、特に貴族の間でそれほど印象的ではなかった。」ショパンは既にカルクブレンナーの協奏曲を網羅していた。そして、サファルニア村での動物との暮らしやユダヤ人が暮らす村であることがフレデリック独特のユーモアを交えて描かれていた。
Pianist由美子UNO が綴るショパンの情景
Pianist由美子UNOの感性が描くショパンの人生の旅のロマン このブログはPianist由美子UNOが全て手作業で行っており ショパンの物語の文章と画像はオリジナルです日々の出来事なども時折り皆様にお届けしております お楽しみいただけましたら幸いです
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2022.05.13 10:49
2022.05.13 10:34