ショパンは女系家族とわたしのこと

ショパンの最初の先生は母であり姉であった。

ショパンはポーランドにいた頃、母や姉、妹、といった父親以外は

女性に囲まれて育った。

家族に女性が多かったり姉がいるとどうしても女性の真似をして育つ場合が多い。

私の周囲も女性が家族に多い男性は、表情も話し方もやさしい感じがする。

ショパンの音楽が繊細でやさしい面はそういった事柄からもあるのかもしれない。

私の父もやさしかった。怒って感情的になったり人を攻撃する性格でなかった。

苦労や悩むことがあっても、人にそれをぶつけることはなく、いつも笑顔でいる人であった。

私の祖母もやさしい人だった。祖母はいつも私に言った「もっと大らかになりなさい」

それが祖母の口癖だった。

人として大事なことは両親や祖父や祖母から私はたくさん教わった。

ショパンは人として大事なことは誰から学んだのであろうか。やはり母からであろうか、ショパンは父の期待を背負って頑張っていたのではなかろうか。

ショパンはすべての人に好かれたい願望が強かったのではなかろうか、それが原動力でもあったのかもしれない。

それがいつしか世に残るたくさんの曲を生み出し、私たちを今でも楽しませてくれている。

人から好かれる人というと私は一番身近な私の父を思い出す。

父は常に人に関心を持って接し、あの人はこう、この人はこう、といつもいい意味で

人を思いやり、どうしたら世の中の人の役に立てるかを考え行動していた人だった。

私もそういうところは見習いたいと思う。

Pianist由美子UNO が綴るショパンの情景

Pianist由美子UNOの感性が描くショパンの人生の旅のロマン このブログはPianist由美子UNOが全て手作業で行っており ショパンの物語の文章と画像はオリジナルです日々の出来事なども時折り皆様にお届けしております お楽しみいただけましたら幸いです  

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